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柿泥諸紙布のれん

柿泥諸紙布のれん

【柿渋染めのれん】

当工房での柿渋染めは、今から約30年程前にタテ糸、ヨコ糸とも撚った和紙糸だけで織り上げる諸紙布(もろしふ)でしっかりとした着物生地や帯生地を作りたいと考えたところ、水に濡れても大丈夫な和紙糸の強さが必要不可欠であることから当地でも昔から日々様々な所で活用されてきた天然素材の柿渋に辿り着きました。
それ以来、幾度も柿渋糸染めによる和紙糸作りの試験を重ねたことで水洗いも出来、多少のことでは糸切れしない丈夫な諸紙布を作り上げる事が出来ました。
柿渋染めの和紙糸だけで織り上げた諸紙布(もろしふ)は開発以来、長きに渡り着物生地や帯生地として沢山のお客様からご愛用戴いております。
この実績を生かし、着物に携わるお客様だけでなくより多くの皆様からもっと手軽に何気ない暮らしの中に自然素材で作り上げた天然の『』を感じて頂き、ほんの少しでも心の和む ほっとする ひと時のお手伝いが出来ればと思い、のれんを製作致しました。
本のれんで使用している和紙糸も着物生地、帯生地と同じものを使用しております。和紙糸作りの詳細はこちらをご覧下さい。 
《こだわりの柿渋染め》

【製品詳細説明】
本のれんのタテ糸は和紙の質感がより感じやすくなるように筬へ(オサ:織行程でタテ糸を整列させる道具)変則的な通し方をすることにより適度な透け感と非常に軽い柔らかな質感を持たせました。
自然にお部屋の一部にとけ込み、やさしい『和』を感じて頂けます。

タテ糸、ヨコ糸とも中濃度の柿渋染め糸を当工房の地下水で鉄媒染した泥茶色です。
この泥茶色は当工房の地下水に柿渋染めの糸を冷浴させることで柿渋に含まれる『渋み』であるタンニンという物質が地下水に含まれる重炭酸鉄(水に溶ける鉄 分)と結びつき反応し、独特の鉄紺色に変化した後、乾燥させると鉄紺色の下から元の柿渋色が若干浮き出すことにより何とも云えない独特の泥茶色が発色します。『柿泥』として着物生地に関する登録商標を取得致しております。

また、ヨコ糸には和紙太糸を織り混ぜることにより生地表面に凹凸ができ、シックな色合いの中に味わい深い生地感が感じられる落ち着いたのれんに織り上げました。糸ごしらえから織り上げまで地元で丹念に作り上げました。
【お手入れについて】
お手入れに関しましては、特殊な素材でございますのでより長くご愛用戴くためにドライクリーニングを行って下さい。水に濡れてしまった場合は、当て布をして『しわ』が残らないようにアイロン掛けを行って下さい。水に濡れてもしっかりと柿渋染めを行っておりますので簡単に糸切れ等がおこる心配はございません。

本製品は『みつまた』や『楮』を原料とした手漉き和紙を使用した特殊な織物生地ですが、植物繊維である『麻』などと同様ですので強く握ったり、折り畳んだりしますと『しわ』『折れじわ』が発生します。この場合は《当て布》をしてスチームアイロンをかけてしわを伸ばして下さい。
当工房の柿渋染めに関しましては糸染めにてしっかりと染め上げておりますので、色落ちの心配はございませんが、柿渋の性質上、赤外線で発色し紫外線で硬く(強く)なりますので、長期に渡りご使用いただく中で若干の色の変化等が生じることがございますので、ご了承願います。

【サイズ】
幅88cm×丈90cm  素材:紙糸100% 柄:太糸横段

※画像とは多少色合いが異なります。
※暖簾棒は付属しておりません

商品コード
MN-005-90

宅急便 100

販売価格
¥29,900(税込)